ユーザーインタビュー Vol.3

東京都渋谷区 西堀歯科医院
副院長 武内謙典先生

グループ3医院がすべてA-decのユニットだから実感する
その使い勝手とコストパフォーマンス

1971年に開業した医療法人社団歯周会西堀歯科を母体とした歯科医院で、現在では千駄ヶ谷の西堀歯科医院のほか、豊田歯科、六本木ヒルズ西堀歯科の3医院でグループ展開しています。3院ともユニットはすべてA-decで、副院長の武内謙典先生は2006年に西堀歯科医院がA-decを導入して以来のA-decユーザーです。

衛生的な環境の構築が、安全で安心できる治療につながると、治療にあたるスタッフ一人ひとりの心がけと行動はもちろん、使用する器材・器具なども徹底した衛生管理を行うことで、細菌だけではなく院内感染の不安の除去に留意しており、A-decのユニットもそれに貢献しています。

一般歯科治療をはじめとして、とくに歯周治療と定期的な検診を基礎に、口腔内の健康を守るというスタンスで、千駄ヶ谷の地に根付いています。NPO法人日本歯周病学会の専門医研修施設にも指定されており、過去に3名の指導医、9名の専門医、5名の認定医、1名の認定衛生士を輩出しています。(2014年10月現在)

土地柄、地元の患者さんというよりは、お勤めの方やそのご家族の方がほとんどで、口コミで評判が評判を呼び、人気の歯医者さんとして知られています。

西堀歯科医院の武内謙典先生
西堀歯科医院の内観

Interview

西堀歯科医院の武内謙典先生

>武内先生は2006年からのA-decユーザーですね。

西堀歯科医院は2006年にA-decを導入しました。
当院グループに導入し始めたきっかけは、院長の西堀雅一先生がペンシルバニア大学で歯周科、歯周補綴科に留学していたとき、A-decに出会い、気に入って導入したようです。西堀歯科医院は2006年に改装して、11台中9台がA-decで、使用頻度が比較的少ないオペ室に国産のユニットが1台、1998年に導入した外国製ユニットが1台でした。しかし、A-dec以外は度重なる故障に業を煮やし、現在はすべてA-decになりました。

個人的には、ルックスが気に入っています。西堀歯科医院と六本木ヒルズ西堀歯科では、ホースが上にある「コンチネンタル」という仕様のものを使っています。これは治療中にハンドピースを落とすようなことがあっても床まで落ちずにすむので、衛生面で大変有効なのです。床に落ちませんから器具が壊れる心配がありません。ホースに水がたまらないというメリットもあります。この仕様が選べるのもA-decの良さですね。大学から研修生を受け入れると、ほとんどの学生が、初めて見る、かっこいい、こんなユニットのある歯科医院で働きたいといいます。A-decはもしかすると、リクルートでも役に立つかもしれませんね。

※グループの豊田歯科は2001年の改装時より、六本木ヒルズ西堀歯科は2003年の開業時よりA-decを導入しています。

>患者さんの評判はいかがですか。

初めての患者さんは、ユニットのデザインに感心されます。「コンチネンタル」仕様が目新しいからではないでしょうか。よその歯医者さんと何か違うと感じていただくことも大切だと思いますので、このデザインはいいですね。

実は六本木ヒルズ西堀歯科で、シートが少々くたびれてきたので座面だけ取り替えました。もちろん、当時の輸入元の方に替えていただきましたが、誰にでも簡単に取り外しができます。もしパーツだけ送られてきても、自分たちで簡単にできるものなのです。色を変えたせいもあるのですが、患者さんはユニットを新しくしたのだと思い込まれたようで、大変喜ばれました。A-decはパーツを交換するだけで新品のようになるのですが、見た目も新品のようになりますね。

A-decの歯科ユニットはコンチネンタル仕様を選べます

それから座面が大きく、大柄な患者さんはラクだと思います。外国人の患者さんもいらっしゃいますが、国産のユニットの場合、やはり小さくて窮屈なんですね。その点、座り心地寝心地ともいいんですよ。

私は1日に25から30人くらいの患者さんの治療を行います。やはりそれなりに疲労しますので、昼休みの食後、10分ほどユニットで昼寝をするんです。これが快適でリフレッシュして午後からの診察に臨めます。私自身、寝心地を体感しています。

>診察での使い勝手はどうでしょうか。

治療中には微妙なことも気になるものです。「コンチネンタル」仕様の場合、ホースが戻ろうとする力をバネで調整しています。実はそのバネレートが調整できるのです。私はその負荷が小さいのが好みですし、ある先生は標準がちょうどいいなどと個人差があります。私がよく使う何台かのユニットは、こっそり軽くしています。こうすることで、治療にも集中できるのです。こんなことができるのはA-decくらいではないでしょうか。

また、a-decはカップリングを各社製品にも対応させることができます。西堀歯科医院ではハンドピース関係はナカニシをずっと使ってきました。こうしたカスタマイズが自在にできるというのは大きなメリットといえます。

診察での使い勝手も良好です

国産のユニットには、めったに使わない仕掛けが多々あります。その使わないものが壊れて修理を依頼するなんていうこともあるわけですが、その点、A-decはシンプルそのものなので、結局故障が少ないということにもつながるわけです。もし、なにかほしいというのであれば、たいていはオプションで取り付けることができます。

治療においても背もたれが薄いので、外国人をはじめ体格の良い患者さんに対してシートを下げて治療するような場合でも、ひざに当たらないのでいつもの姿勢を維持できる。これは本当に楽ですね。

>メンテナンスはいかがでしょうか。

シンプルな構造で故障が少ないだけでなく、万一故障しても原因がすぐわかるのも特長です。座面の交換なら誰でもできるといいましたが、その気になれば一部のパーツであれば私でも交換くらいならできます。もちろん、サービスの方がすぐに来てくれますので、迅速に修理してくれますから、診察を止めなくていいのが助かります。今まで使用していた他社のユニットでは泣かされましたから、それと比較すると維持費も違います。

7年目のユニットでも大きな故障はなく、ユニットを起こすときに使用するワイヤーや、ゴムパッキン、ライトの交換といった消耗品くらい。レールに接しているローラーの磨耗くらいなものでしょうか。1回10万円以上はする他社の維持費とは比べものにもならない低コストで維持できます。西堀歯科はユニット数が多いので、これらの違いは経営にも大きくかかわってきます。

私が開業することがあるなら、間違いなくA-decを導入しますね。

A-decはメンテナンスも簡単です